第５回開校⑦

そば打ち＆和太鼓の演奏を楽しんだ東栄町を後にし

JA本店へと帰ってきました。

東栄町で降っていた雨も

こちら（新城市）ではパラパラ・・・程度。

というわけで予定通り、ニンジン周りの草取りを行いました。

これまでは草との区別がつきにくかったニンジンの葉も　　　　ご覧の通り、その特徴的なギザギザした形がくっきり。

とはいえ、勢い余ってニンジンを抜いてしまう子も

何人かいたようです （＾＾；）ﾄﾎﾎ…

これからは速さよりも

丁寧さを重視して農作業に取り組んでくださいね。

「わーっ、これ楽しい」

・・・と声をする方にカメラを向けてみると

サトイモの葉にたまった雨粒で遊ぶ男の子たちの姿が。　　　こんなに大きな葉っぱを見る機会も普段はないでしょうし

自然の中で学び（体験）は「こども農学校」の醍醐味ですね。

さあ、一日の締めくくりは「思い出ノート」の時間。　　　 こちらも大事なのは速さではなく丁寧さですから

みんな、その日に一番心に残ったできごとを

しっかりノートに書き留めましょう☆

今度は、お父さん、お母さんたちにも

ノートをチェックしてもらおうかな？？（笑）

（【第５回】おわり）

第５回開校⑥

さあ、和太鼓の演奏もここからが本番！

早く叩きたくてうずうずしていたのか　　　

バチを受け取る子どもたちはとても嬉しそう。 　　　 我先にと列を作り、順番にバチを受け取っていきました。

用意された太鼓は、大中小いろいろな種類がありましたが

今回は３人１組で好きな太鼓を囲んで体験することに。

では、みんなで円を描くようにして配置についたところで　　 いよいよ実演のスタートです （゜▽゜） ﾜｸﾜｸ

「まずは自由に太鼓を叩いてみてーーーー」

すると・・・トントン、トコトコとなんとも控えめな音。

「破れたりしないから、もっと力強くどうぞーーー」

さっきまでは遠慮気味だった音も

ドンドン、ドコドコと迫力が出てきました。

・・・で、子どもたちもこの表情。　　　なんだかとても楽しそうですね（笑）

３人１組といっても同時に叩くのではなく、

１番手、２番手、３番手とフォーメーションを組んで

「楽（ＲＡＫＵ）」を代わり番で演奏することに。

最後は当然！？決めポーズが必要ということで　　　グループごと、個性あふれるポーズを考えました（笑）

ドンドン ドコドコドン　トドントドン・・・

ドンドン　スット　ドン　トコ　ドン　よいやさ！

演奏を重ねるにつれて音だけでなく　　　みんなの気持ちも一つになっていくような一体感♪

見ているこちら側も太鼓の音色に心躍らされました。

太鼓を叩く音　＝　お祭り感　＝　楽しい

こんな気持ちは日本人特有なのでしょうか？？

ストレス発散にもつながったのか

ＪＡスタッフもとても楽しそうに太鼓を叩いていました。

（次回へ続く）

第５回開校⑤

「志多ら」メンバーのみなさんに

力強い和太鼓の演舞を見せていただいた後は、

いよいよ子どもたちの体験コーナー。

今回は「楽（ＲＡＫＵ）」というオリジナルの楽曲を

みんなで演奏することになりました。

太鼓の演奏？叩くだけでしょ！？と思っているみなさん。

実際はそんなに甘いものじゃありません！！！ （ ＞０＜ ）ノ

まずは楽曲のリズムと旋律に合わせて　　　　　「ドンドン、ドコドコ」といった節をみんなで発声しました。

しかし、初めは恥ずかしがって大きな声を出せず、

「お経みたいだぞ」と志多らの方も思わずお坊さんのポーズ。

何度も何度も繰り返してリズムを体に染み込ませるうちに

少しずつ大きな声も出せるようになっていきました。

続いては、自分の太ももを叩くなどして体を動かす練習。　

時おり入る、「よいやさ！」や「はい！」の合いの手もあってか

まだ太鼓は叩いていないものの、やっている内に　　　会場の雰囲気も熱気をおびてきました。 （゜Δ゜ ）ﾉﾉﾖｲﾔｻ!!　　　　　

「それじゃ、バチを配るから取りにきて！！」

「やった、これで太鼓が叩けるぞ♪」

でも、気になる続きはまた後日・・・（笑）

（次回へ続く）

第５回開校④

東栄町内にある「のき山学校」へやってきました。

ここは、廃校になった校舎を利用し、

今ではピザやバスボム作りなどが体験できるほか

カフェも営業する新たな憩いの場。

今回は、東栄町内を稽古場とし、全国ツアーも行う

和太鼓のプロ集団「志多ら」メンバーに弟子入り？して

実際に和太鼓を演奏するなど、その魅力にふれました。

まずは、志多らのメンバー３人が迫力のステージを披露。　　　 太鼓を打ち鳴らすたびに地響きのような振動が伝わり

首をすくめながら、ただただ見つめる子どもたち。　　　　 そのあまりの迫力に「怖かった」と表現する子もいるほどで

圧巻のステージを目の当たりにすることができました。

さあ、この後どんな体験が待っているのでしょうか？

（次回へ続く）

第５回開校③

熱湯でゆでた麺を冷たい水でキュッとしめたら

手作りそばの完成！！！

ザルに盛り付けてもらうと・・・ほら　　　　　　まるで、お店で注文したような出来栄えです（笑）

ほどなくすると続々とそばが運び込まれ

全員分がそろったところで ”いただきまーーーーす！！”

天ぷら、唐揚げ、ポテトサラダなどおかずも盛りだくさんで　　　とても豪華なお昼ご飯になりました ｗ（゜０゜）ｗ

みんな、自分で作ったそばの味はどうだったかな？

楽しく、美味しい、とても貴重な体験でしたね。

（次回へ続く）

第５回開校②

それでは、そば打ち体験の後半戦です （＾＾）ノ

④四つ出し。

丸く伸ばした生地の前後左右へと綿棒を転がしていくと　　　

生地が四角くなっていくそうなのですが・・・

厚さを均一かつ四角く形づくっていくための力加減が

なかなか難しい （ ゜～゜；）ｼｮｸﾆﾝｻﾝｽｺﾞｯ

というわけで、時おり先生たちに助けを求めながら　　　　　なんとか生地作りは完成しました。

⑤たたみ・切り

できあがった生地を４つにたたんで切り分けます。　　　この時に使った包丁の大きいこと （驚）

手にするだけでも気分はすっかりそば職人さんです（笑）

ちなみにこちらの麺が低学年グループのもの。 太い面もちらほら見られますが、それもご愛敬です （＾＾）

一方、こちらは高学年グループのもの。　　さすが上級生といった出来栄え！お見事です☆

自分たちでそばを作ったことが嬉しかったのか

出来上がった麺を手に取り、笑顔の子どもたち。

「見て、こんなに長いよ」と　　　 出来上がりにとても満足そうです。

さぁ、あとは茹で上がりを待つばかり。

食べるのがとても楽しみです♪

（次回へ続く）

第５回開校①

７月１３日（土）☁☔

今回は東栄町での授業を２つ企画。

しかも『こども農学校』では、ともに初めての企画とあって

どんな一日になるのかとても楽しみです （＾皿＾）

JA本店からバスに揺られること１時間・・・

まずやって来たのは、田舎料理が味わえる千代姫荘。

ここでは地元の方たちにそば打ちを教えてもらいました。

ところで、そばってどうやって作るんだろう？？

というわけで、まずは先生がお手本を披露。「ネコの手にして粉と水をしっかり混ぜてね」

と、作業のポイントを解説してもらいました。

体験は低学年と高学年に部屋を分けて実施。

JAスタッフが班ごとテーブルに付き添いながら

作業の手順を確認しながら、協力して行いました。

①水回し。水を２～３回に分けて粉へ入れて混ぜ合わせます。

シャンプーをするような手つきで行うのがポイントだそうで、　 水を加えるたびに生地にねばりが出てきました。　　

②練り。 　　　 力を入れてこね、円すい形に仕上げていきます。

「うわ～手にくっつく」と子どもたち。

そのままこね続けていくと生地がひとつに固まり

手もきれいになっていくと思いますよ（笑）

③丸出し。　　 生地を潰して平らにして、薄くのばしていきます。

・・・と、ここまではどの班も順調に進んだ様子でしたが

ここからは、職人の腕のすごさを実感する作業が目白押し。

でも、気になる続きは、また改めて （＾＾；）ノ　

（次回へ続く）

ひまわり 開花

天気がいまいちパッとしない毎日ですが、

少し前に

ひまわりが開花しました(*^^*)

もうすぐで梅雨も明けそうです。

修学旅行は天気が良いといいですね(^^)

第４回開校⑧

盛りだくさんの一日が終了しました。

「えっと・・・今日やったのは・・・」

副担任を務める高校生スタッフらと話しながら　　　 『思い出ノート』を記入していきます。

「先生、書けたーーーっ！」

えっ？？今さっきノートを配ったばかりなのに。

とにもかくにもノートが書けた子から順に

担任スタッフのチェックを受けます。

「もう少し、丁寧に書いてみようか」

「この時、何を感じたの？？もう少し詳しく！！」　　　 帰りたい一心で、いい加減に書かれたノートを

担任スタッフは良しとしません（笑）　　　

そして今回は、全員がノートを書き終えたところで 子どもたちに手作りの梅ジュースが振る舞われました。

でも残念なことに↓

「梅キラーーーイ」という子もちらほらいました。

そして帰りには、この日収穫したジャガイモをプレゼント。　　　　 お迎えに来ていた保護者の方たちも

「何をもらっただん？？」「わーすごーーーい」

と喜んでいただいている様子でした。

みなさん、どんな風に味わったでしょうか？？

収穫物をお土産としてもらえるのも

「こども農学校」の楽しみかもしれませんね。

（【第４回】おわり）

第４回開校⑦

昨日に続いて案山子作りの様子です。

切り分けた角材を十字に組んで釘で固定し、

骨組みまでが出来上がりました。

ここまでで気を付けるポイントが一つ。

釘を打つ前に、服の袖に角材を通しておくこと。

手足が曲がらない案山子は、こうしておかないと

服を着ることが出来なくなってしまうからです。

というわけで服を着せてからは新聞紙で肉付け。　　　 やせ型にするか小太りにするかはみんな次第。

自分の体系も、こんな風に自由自在だったらな・・・

なんて思ってみたりして！？（笑）

一方、こちらは案山子の顔を作っているようです。　　　 「そうそう、いい感じじゃん♪」

仕上がりを大きく左右する顔を描くのは責任重大？？

でも、とても上手に描けたと思いますよ☆

・・・で、気になる出来上がりがこちら！　　 どうでしょう？かわいいでしょ！？ （＾▽＾）ｂ

ある班は、某アニメキャラを参考に作ったようですが

足を組ませたのもアイデア賞ものですね。

完成した案山子は、四谷の千枚田に設置し、

実りの季節まで、お米の成長を見守ってもらいます。

秋には親子参加で稲刈りも予定していますので

その際に、ぜひ見てくださいね。

（次回へ続く）

第４回開校⑥

ジャガイモの収穫で手（軍手）は泥だらけ。

水で洗い流して→帰る準備・・・ではなく、

この日は、午後の授業がもう一つ ！！Σ（゜Ｏ゜ ）ｗ

「いくよ！せーーーーの・・・・」　　　「じゃん、けん、ぽんっ！！！」

みんなで楽しくレクリエーション？？？

実はこれ、案山子（かかし）の服の争奪戦！（笑）

そう、これから行うのは案山子作りです。

ギコギコ・・・　ギコギコギコ・・・　　　あちこちで角材を切る音が響き渡ります。

今回は、班ごとに１体を作り上げ

秋の実りのシーズンを迎えるまでの間

米作りを行う四谷の千枚田へ案山子を設置する予定。

トントントン・・・　ガンガンガンッ！！！

気が付けば、騒がしかった音はノコギリから　　カナヅチで釘を打つ音に変わっていました。

果たして、どんな案山子が完成するのでしょう （＾～＾）ﾌﾌﾌ

その様子は、また改めて紹介します（笑）

（次回へ続く）

第４回開校⑤

お腹もいっぱいになり、ＪＡ本店に戻ってきました。

今回の農園での作業は、お待ちかねの収穫体験！！！

まずは、担任スタッフがクワで掘り起こして下準備。

土の中から少し姿も見えますが、茎葉をヒントに　　　 何を収穫しているか、みなさん分かりますか？？

「先生、もう掘ってもいーーーーい？？？？」

土の中でスクスクと育った今回のターゲットを見つけて

子どもたちもウズウズしてきたようです（笑）

それでは・・・収穫スターーート！！！！！ （゜△゜；）ﾉﾉﾞ ﾔﾙｶ

もうお分かりかと思いますが、

土の中から出てきたのはジャガイモ♪　子どもたちの拳ほどの大きさもある物も多く

みんな夢中になって収穫作業に励みました。

草取りもこれぐらい頑張ってくれたら嬉しいな（－△－；）

班ごとに用意したコンテナはものの数分で満杯に。　　　

大きさ的にもまずまずの収穫だったのではないでしょうか。

中には、こんな変わったジャガイモも発見！

犬？　クマ？？　何かに似ている気が・・・ みなさんは写真を見て何を思い浮かべたでしょうか？

たくさん収穫できたことは嬉しいのですが

あまりの重さで一人では運ぶことができなかったので　　　２～３人で協力してコンテナを畑から運び出しました。　　　

午後の授業は、まだまだ続きますよ。

（次回へ続く）

第４回開校④

今回の調査で、米作りを学ぶ四谷の千枚田には

たくさんの生き物がいることが分かりましたが

では、肝心のお米はどのように成長するのでしょうか？

というわけで、生き物調査の授業の後には

稲刈りを迎えるまでの間、

お米がどのように成長していくのかを写真で学習。　　実は・・・お米にも花が咲くんですが

みなさん知っていました？？ （ ＞∀＜ ）ﾉﾞﾊｯｹﾝ!!

内容盛りだくさんの午前の授業を終えると

お腹もいい具合に空いてきました（笑）

実は体育館に着くなり、美味しそうな匂いがしていたのですが

この日は各自で持参したおにぎりのほか、

カレースープに手羽元、キュウリ漬け

それに、みんなが畑で収穫したジャガイモを使った

ポテトサラダと、こちらも盛りだくさんの昼食♪

「どのぐらい食べられる？」と　　　副担任の高校生たちにおかずをよそってもらい

みんな揃ったところで→いただきまーーーす！！！！

スープのおかわりもたくさんあったので　　　お腹大満足の昼食となりました☆

（次回へ続く）

第４回開校③

生き物調査のその後の様子です（ ゜▽ ゜）ｂ

棚田の近くにある旧小学校の体育館へと場所を移し、　　　 まずは個別に手にしていた容器の中身を取り出すことに。

水中にいる生き物を捕まえる際に

泥もたくさんすくい取ってきたようなので

網で泥をこして生き物だけをキレイな容器に移しました。

「おーーーい、出てこーーーーーい」　　　 捕まえたカニがなかなか出てきてくれないようですね（笑）

圧倒的に数が多かったのは、やはりオタマジャクシ。

多い班では１００匹以上を捕まえたようで　　　 あっという間に容器がいっぱいになってしまいました。

「えっと・・・これ何かなぁ？？？」

コシマゲンゴロウやチビゲンゴロウなど

中には珍しい生き物もいたようで子どもたちも興味津々。　　　 図鑑などを片手に、班ごとに種別などを確認し合いました。

こうしてまとめた調査結果は班ごとに発表。

土の中や水の中だけでなく、

空にいた鳥や蝶などを報告する班もあり　　　 広い観察眼を持つ子どもたちに関心させられました。

講師を務めた全農ビジネスサポートの山崎さんは

みんなが暮らす地域の気温を下げるなど

田んぼ（農業）がもつ大切な役割も解説。　　　　 「秋にはまた違う生き物がいるからよく観察してみて」

ということが呼びかけられました。

（次回へ続く）